読書

 『ブログ論壇の誕生』佐々木俊尚

ちょっと遅くなったけど、佐々木俊尚さんの『ブログ論壇の誕生』を読んだ(正確には、オーディオブックで聞いただけど)。2007年から2008年前半くらいまでの、ブログ界隈を中心としたネットで起こった事件とその背景を解説したもので、ネットの世界で語られ…

 継続は力なり

継続は力なり、というお話?! 図書館で本を借り続け、ついに2万5千冊に到達…91歳のおばあさん:らばQ

『出版状況クロニクル』『本の現場』

続けて2冊業界本を読む。『出版状況クロニクル』は随分前に買ったが、しばらく積んでいた。とにかく暗い話が多くて、この業界はどうなるんだろうと心配が増大。もとになっているwebも読んでいるんだけど、改めて読むと流れがわかってよい。 『本の現場』は…

 『「女」が邪魔をする』大野左紀子

「女」が邪魔をする作者: 大野左紀子出版社/メーカー: 光文社発売日: 2009/06/25メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 60人 クリック: 498回この商品を含むブログ (38件) を見る テーマとしては面白いし、タイトルもイイ!と思ったのだが、読み進めづらか…

 海堂ワールドにはまる

ちょっと前から海堂尊さんにはまり、白鳥・田口シリーズをはじめかなりのところを読破。レビューに関しては、多くの人がしているので割愛するが、誰に向けても自信をもってオススメできるということははっきりいえる。専門知識が全くない一般人に向けてこれ…

 『0~3さい はじめての「ことば」―ことばの疑問あれこれ』

0~3さい はじめての「ことば」―ことばの疑問あれこれ作者: 小林哲生出版社/メーカー: 小学館発売日: 2008/11メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る専門家による子どもの言語獲得の様を書いた本。非常にやわらかい語り口…

 『Globes ー地球儀の世界』高井ジロル

超ジャケ買い。外見(装丁)というだけでなく、中身に関しても「読まなくても、買う!」と即決。ココでも書いたけど、地球儀、大好きだしね。古今東西50種類の地球儀について、詳しく書かれた本、しかも美しくまとまっている・・・とあれば、買わない理由はな…

 『続・インドの衝撃』

猛烈インド流ビジネスに学べ 続・インドの衝撃作者: NHKスペシャル取材班出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/01/29メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (7件) を見るBRICsの一員として、主にIT業界なのでまい進する国、そんな獏としたイ…

 『風の墓碑銘』乃南アサ

風の墓碑銘(エピタフ)〈上〉―女刑事 音道貴子 (新潮文庫)作者: 乃南アサ出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/01/28メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 21回この商品を含むブログ (23件) を見る風の墓碑銘(エピタフ)〈下〉―女刑事 音道貴子 (新潮文庫)作者: …

『続・働く理由』戸田 智弘

続・働く理由作者: 戸田智弘出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2008/12/20メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 11回この商品を含むブログ (25件) を見る子供産んでも働き続けていると「どうして働いているの?」と…

 『百ます計算の真実』陰山英男

百ます計算の真実 (学研新書)作者: 陰山英男出版社/メーカー: 学習研究社発売日: 2009/01/01メディア: 新書購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (2件) を見る著者については今更説明の必要もないと思うが、まっとうにまっとうに、情熱をもって教育…

 『エア新書』石黒謙吾

エア新書―発想力と企画力が身につく“爆笑脳トレ” (学研新書)作者: 石黒謙吾出版社/メーカー: 学習研究社発売日: 2009/01メディア: 新書 クリック: 8回この商品を含むブログ (16件) を見る「エア新書」なるものは知っていたが、しょせんWeb上の遊びと思ってい…

『クラウド・コンピューティング』西田宗千佳

クラウド・コンピューティング ウェブ2.0の先にくるもの (朝日新書)作者: 西田宗千佳出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2009/01/13メディア: 新書購入: 4人 クリック: 96回この商品を含むブログ (84件) を見る今流行りの「クラウド・コンピューティング…

 『ビジネスマンのための「数字力」養成講座』小宮一慶

ビジネスマンのための「数字力」養成講座 (ディスカヴァー携書)作者: 小宮一慶出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2008/02/27メディア: 新書購入: 25人 クリック: 179回この商品を含むブログ (96件) を見る身の回りにあるさまざまな…

『クルマは家電量販店で買え!』吉本佳生

クルマは家電量販店で買え!―価格と生活の経済学作者: 吉本佳生出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2008/11/08メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 55回この商品を含むブログ (32件) を見る第一弾『スタバではグランデを買え』は未読ながら、先に第2弾…

『東京ブックナビ』東京地図出版

東京ブックナビ作者: 東京地図出版編集部出版社/メーカー: 東京地図出版発売日: 2008/12/27メディア: 新書購入: 8人 クリック: 21回この商品を含むブログ (23件) を見る都心を中心に、東京の新刊書店、古書店、図書館、オンライン書店等を紹介するガイドブッ…

『恋する西洋美術史』池上英洋

恋する西洋美術史 (光文社新書 384)作者: 池上英洋出版社/メーカー: 光文社発売日: 2008/12/16メディア: 新書購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (17件) を見る「愛」をテーマに、西洋絵画を解説。絵の見方がわかるばかりでなく、画家たちの人物…

『就活のバカヤロー』石渡嶺司、大沢仁

就活のバカヤロー (光文社新書)作者: 大沢仁,石渡嶺司出版社/メーカー: 光文社発売日: 2008/11/14メディア: 新書購入: 11人 クリック: 325回この商品を含むブログ (190件) を見る大変売れているようだが、なるほど読みやすく、またなんとなく感じていたもの…

 『怖い絵』中野京子

2巻目を読んだのがだいぶ前になり、1巻目も前に買ってあったものだが、ここで読了。 やっぱり面白い。ここの「怖い」とは、ホラー映画にあるような恐怖を感じるものというよりは(そういうものもないわけではないが)、その背景を考えるとうすら寒くなると…

 『ワークライフ“アンバランス”の仕事力』田島弓子

ワークライフ“アンバランス”の仕事力作者: 田島弓子出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2008/11/19メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 9人 クリック: 51回この商品を含むブログ (34件) を見る仕事100パーセントというくらい、ハ…

『遺品整理屋は見た!!天国へのお引越しのお手伝い』吉田太一

日本初の遺品整理屋キーパーズの社長、吉田さんが見た「孤独死」の現場の数々。遺品整理屋さんとは、亡くなった方の遺品の整理、処理や家の清掃、ときには供養までもする業者。死後だいぶ経ってから発見された家や部屋の清掃、匂い消しなどは読むだけでもつ…

『創業家物語』有森隆

創業家物語作者: 有森隆出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/07/30メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見るよく知られている松下、ソニー、トヨタから、森ビル、ヤナセ、西武、イオン、話題となった赤福、吉兆まで。全51の会社の…

 『危険な世界史』 中野京子

マリーアントワネットの時代前後100年くらいの西洋史のはみ出しコラム。タイトルには「危険な」とあるが、それほど危険ではない。朝日新聞ブログ「ベルばらkidsぷらざ」で連載中のコラムを集めたものらしく、1つ1つのエピソードがとても短い。サクサク読め…

『親子という病』香山リカ

病、病か、病ねえ。そうかもしれないが、そうだともいえない(ぶつぶつ・・・)。親子という病 (講談社現代新書)作者: 香山リカ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/09/19メディア: 新書購入: 1人 クリック: 14回この商品を含むブログ (23件) を見る

『ジャーナリズム崩壊』上杉 隆

NHK報道局、衆議院議員公設秘書、ニューヨーク・タイムズ東京支局取材記者を経て、現在はフリーランスのジャーナリストである上杉隆氏による、日本の記者クラブ制度を筆頭とした日本のジャーナリズムを鋭く批判した本。一般読者にとってはなかなか普段う…

 『ワークライフバランス』

言葉としてはトレンドだし、新書としてそのテーマを扱うのもいいと思うが、本書で書かれている内容が広い、あまりも広い。まさに「ワーク」と「ライフ」の全般問題。「時間管理術」「家事・子育て」「健康管理」「メンタルヘルス」「働き方」というテーマに…

 『勝間和代の日本を変えよう』勝間和代

勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan作者: 勝間和代出版社/メーカー: 毎日新聞社発売日: 2008/09/27メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 230回この商品を含むブログ (118件) を見る『効率10倍』や『グーグル化』などのノウハウを解説した本とは異な…

 『読書進化論』勝間和代

「ウェブ」の誕生により、「本」の意味、読書の意味は大きく変わってきている。本書では、「本とウェブ」の立ち位置を明確にしつつ、今の時代の「本の読み方」「本の書き方」「本の売り方」について書いている。 「本の読み方」、および「本の書き方」を書い…

『名画で読み解く ハプスブルク家12の物語』中野京子

きっかけはこの『名画で読み解く ハプスブルク家12の物語』。『怖い絵』から中野ワールドにはまりったので、同署は発売と同時に即購入。案の定、面白い、面白い!本書は、長きに渡りヨーロッパに君臨してきたハプスブルク家を絵画とともに紹介している本なの…

 『ワーキングガール・ウォーズ』柴田よしき

主人公は入社14年目の37歳独身女性。一流企業の花形である企画部に在籍し、仕事にはやりがいを感じ、給料や待遇にも恵まれているものの、どこか充足感のない鬱々たる日々を送っている。そんな主人公の身の回りに起こる一連の事件を描いたオフィス小説。 本当…