読書

大人になったなー

いつの間にか私(と夫)の本棚から本を取ってきて読んでいた長男@新6年生。今日読み終わったのは、『海賊と呼ばれた男』。もともと夫が買ってきたものを、私が読み、(この間に2、3年あるが)そしてこのたび長男が読了。上下巻ある単行本(まだ文庫になる…

『「弱くても勝てます」 開成高校野球部のセオリー』高橋秀実

開成高校(言わずと知れた東大合格者ナンバーワンの超進学校)の野球部を描いたノンフィクション。ただし「勝てます」というか「勝つこともあります」って感じで、決して「優勝します」とまではいかない、微妙なところ(でも、2005年夏の甲子園、東東京予選…

星新一のショートショート

続いてケイくん@10歳。こちらがどはまりしているのは星新一。 理論社から出ている、和田誠さんイラストのシリーズを好んで読んでいる。ねらわれた星 (星新一ショートショートセレクション 1)作者: 星新一,和田誠出版社/メーカー: 理論社発売日: 2001/11/0…

「サノスケじいさん」シリーズ

インフルエンザの影響(ずっと自宅にいる)もあるが、今週は読書もいっぱいした。まずはワイくん@6歳。このくらいの子の読書といえば、ゾロリは定番中の定番だけど、最近ワイくんが大はまりしているのが「忍者サノスケじいさん」シリーズ。忍者サノスケじい…

空想科学読本

いまさら紹介するまでもなく、超有名なシリーズ「空想科学読本」。テレビや漫画などにでてくる出来事を科学的に考えるシリーズ。 そのジュニア版が今年刊行された。ジュニア空想科学読本 (角川つばさ文庫)作者: 柳田理科雄,藤嶋マル出版社/メーカー: KADOKAW…

 『こぐまのクーク物語 春と夏』かさいまり

ケイくん@現4年生が小さかった時と違い、ワイくん@年長は小さいときからマンガがある状態だったので、マンガには親しんで育ってきている。とはいっても、好んで読んでいるのはドラえもんか歴史漫画だけど(それ以外はあまりないし)。マンガが好きなのはか…

『ラブ・ケミストリー』『猫色ケミストリー』『ラブ・リプライ』喜多喜久

有機化学×ラブコメ×ミステリーのシリーズ。このシリーズ、全部設定が飛んでるけど、緻密なストーリー展開によりまったく気にならない。シリーズって大体回を追うごとにマンネリしたり、劣化するものだけど、まったくそういうことがなくて、少しずつ設定が違…

 『 する?しない?中学受験迷ったときに』 藍ひろ子

我が家はするもしないも、まだ全然わからないが、小3にもなるとチラホラ話題になる「中学受験」。周りでもその話題がよくでるようになり、気にもなりつつ、でもまだ考えた区ない、、そんな落とし頃(?)の心にちょうどヒットしたタイトルだったので読んで…

 神去なあなあ日常 三浦しをん

ほんと時々しか書かない読書記録だけど、そのぶん、コレいい!と思った本が厳選されているということで。今日は三浦しをんさんの「神去なあなあ日常」帯の「お仕事小説 自然篇!」にひかれて買った。最近、仕事に悩めるお年頃(っていまさら?だけど)なせい…

『トッカン』高殿円

今日は、芋づる式にエントリーを書き続けるぞ。 図書館戦争といえば。昨日読了した『トッカン』、これがとっても図書館戦争に構図が似ていた。図書隊と税務署、図書特殊部隊と特別国税徴収官(付)という舞台も似ていれば、仕事ができる鬼上司とちょっと不器…

 怪談レストラン

今、ケイくん@3年生がハマりにハマっているのが「怪談レストラン」シリーズ。現在、全部で50巻でているのだが、書店に行って「何か買っていいよ」の時には最近必ず指定し、つい最近図書館に行ったときには、自分のカードで借りられる上限5冊分全部このシリ…

 子供の読書歴

たまたまケイくん@2年生学校から「大どろぼうホッツェンプロッツ」の劇の案内チラシをもらってきたので、「この本って面白いらしいね」と言ったら、あっさり「うん、シリーズ全部読んだよ」だって。ケイくんがこのシリーズを読んでいるのを見たことがなかっ…

 ブクログで読書管理

家の蔵書管理が全くできてなくて、「あれ、この本買ったっけ?」となったり、読んだ本をもう一度図書館から借りてきたりしたので、「ブクログ」を利用することにした。 ブクログのもともとの趣旨としては「本の出会い系」だと思うが*1、完全に自分の読書歴管…

 懸賞でもらいました〜「世界の偉人」創刊号

新聞屋さんの懸賞で「マンガ世界の偉人」の創刊号があたった。懸賞に当たるというとスゴイみたいだけど、地域の新聞販売店でやっている懸賞だから、結構な確率で当たるw 子供の食いつきは、さすがによかった。特に、歴史好きなケイくん@小2は食い入るよう…

 『漫画版 日本の歴史全10巻セット』

「ケイくん、歴史好きよね、おばあちゃん、もう読まないからあげるわ」と義母からいただいたのは文庫の「漫画版 日本の歴史全10巻セット」。歴史まんがを買う時にあんなに迷った(こちら参照)のに、あっさり二つとも手に入るとは!!二つを迷って調べている…

 『世界の歴史』シリーズ

歴史まんが好きのケイくん@小2。小学館の『学習まんが少年少女日本の歴史(23冊セット)』シリーズは、セット購入し、時々読んでいているが、世界史にも興味があるということでまたセットで購入。ただ、今度はお財布にも置き場にもやさしい文庫本で。 文庫だ…

『ビブリア古書堂の事件手帖』三上延

ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)作者: 三上延,越島はぐ出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2011/03/25メディア: 文庫購入: 32人 クリック: 2,758回この商品を含むブログ (446件) を見るビブリア古…

『シアター』有川浩

シアター! (メディアワークス文庫)作者: 有川浩,大矢正和出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス発売日: 2009/12/16メディア: 文庫購入: 15人 クリック: 274回この商品を含むブログ (274件) を見るシアター!〈2〉 (メディアワークス文庫)作者: 有川浩…

『中野京子と読み解く名画の謎 ギリシャ神話篇』中野京子

中野京子さんのファンなのに、ギリシャ神話も大好きなのに、なぜか抜け落ちていた1冊。期待(もちろん私自身の期待)を裏切らない面白さ。中野さんの本はかなり読んでいると思うが、あまり内容にダブリがないのもすばらしい。なんてキャパの広い人なんだ。 …

 『なんとかなるさ』山崎直子

山崎さんの帰還を狙って読んだわけではないが、ちょうど昨日から今日にかけて読んだ。 宇宙飛行士について書かれた本というより、宇宙飛行士を職業に選んだ女性のエッセイといったところ。宇宙飛行士についての本は、他の方もかけるだろうが、子育て真っ最中…

 『いつでもクビ切り社会』森戸 英幸

「エイジフリー」の罠 いつでもクビ切り社会 (文春新書)作者: 森戸英幸出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/04/20メディア: 新書購入: 3人 クリック: 37回この商品を含むブログ (14件) を見るセンセーショナルなタイトルだが、不安をあおるタイプの本では…

 『非社会性の心理学』加藤 諦三

非社会性の心理学 なぜ日本人は壊れたのか (角川oneテーマ21 C 176)作者: 加藤諦三出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2009/09/10メディア: 新書 クリック: 2回この商品を含むブログ (4件) を見るこの本ではじめて「非社会性」と…

『真夜中の神話』真保裕一

真夜中の神話 (文春文庫)作者: 真保裕一出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/08/03メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (24件) を見る若干現実味のない設定、すべての人物の行動がやや不可解(動機が希薄)、様々な国の人がでてくるがその…

『マスゴミ崩壊 さらばレガシーメディア』三橋貴明

マスゴミ崩壊~さらばレガシーメディア~作者: 三橋貴明出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2009/09/17メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 97回この商品を含むブログ (19件) を見る新聞社とテレビが過去の収益構造が却って収益を圧迫するという問題をかかえたま…

 『半島へ、ふたたび』蓮池薫

半島へ、ふたたび作者: 蓮池薫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/06メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 55回この商品を含むブログ (35件) を見る著者は、拉致被害者であり、7年前に帰国を果たすことができた蓮池氏。彼の本を読むのは、翻訳書、自著合わ…

 『赤ちゃんを爆笑させる方法』岡部 敬史

赤ちゃんを爆笑させる方法作者: 岡部敬史,平井寿信出版社/メーカー: 学習研究社発売日: 2009/09/16メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 14回この商品を含むブログ (28件) を見る著者である岡部さんから、いただきました。ありがとうございます。このブログ…

『俺たちの新・日本列島改造論』田中 義剛、東国原 英夫

花畑牧場や生キャラメルなので今大注目の田中義剛さんと、宮崎県知事東国原さんの対談。2人は歳も近く、旧知の間柄ということで(「東君」「義剛君」と呼び合う仲)、とてもなごやかに進んだだろうと思われる。映像で見てもきっと面白いものだっただろうな。…

 『高速道路の謎』清水草一

今話題の高速道路のついての1冊。渋滞のできる仕組みから、高速道路の抱える問題、これからできる高速道路でどう変化するか、海外の高速道路事情、そして1000円乗り放題の影響、高速道路無料化の是非にいたるまで、今の高速道路事情・政策が概観できて、面白…

 『本の学校・出版産業シンポジウム2008 記録集―出版産業再生へのシナリオ』本の学校

本の学校・出版産業シンポジウム2008 記録集―出版産業再生へのシナリオ作者: 本の学校出版社/メーカー: 唯学書房発売日: 2009/07/15メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 4回この商品を含むブログ (2件) を見る国際ブックフェア2008で行われた「本の…

『2011年新聞・テレビ消滅』佐々木俊尚

2011年 新聞・テレビ消滅 (文春新書)作者: 佐々木俊尚出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/07/20メディア: 新書購入: 16人 クリック: 462回この商品を含むブログ (146件) を見る(一生懸命書いた感想を飛ばしてしまった。気が向いたら後で書きます。いい…