『ジャーナリズム崩壊』上杉 隆

NHK報道局、衆議院議員公設秘書、ニューヨーク・タイムズ東京支局取材記者を経て、現在はフリーランスのジャーナリストである上杉隆氏による、日本の記者クラブ制度を筆頭とした日本のジャーナリズムを鋭く批判した本。一般読者にとってはなかなか普段うかがい知れない新聞・テレビといった「大マスコミの常識」が事細かに書かれている。これが日本のマスコミだとしたら、、新聞やテレビが凋落するのも当たり前だよなぁ。
英語の読解力がないのが大問題だが、本書を読んでニューヨーク・タイムズを読んでみたくなった。この本で書いていることが本当なら、そして英語が解せるなら、きっとワクワクするような読み物なんだろう。

ジャーナリズム崩壊 (幻冬舎新書)

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