『名画で読み解く ハプスブルク家12の物語』中野京子

きっかけはこの『名画で読み解く ハプスブルク家12の物語』。『怖い絵』から中野ワールドにはまりったので、同署は発売と同時に即購入。案の定、面白い、面白い!本書は、長きに渡りヨーロッパに君臨してきたハプスブルク家を絵画とともに紹介している本なのだが、興味がつきないのは絵のおかげなのか、中野氏の筆力のせいか、はたまた同家の歴史そのものなのか。
むくむくとハプスブルク家に興味がわき、書店に行って早速関連本を購入。自宅にあった本もひっくり返し、いくつかまとめて読んだ。今のプチ・マイブームはハプスブルク家。田舎貴族の出ながら、偶然神聖ローマ帝国皇帝の地位を手にしたと思えば、幸運も重なり、ぐんぐん領土を拡大する。純血主義の行きすぎにより血筋が危うくなりつつもなんとか絶やすことなく中世、近世を生き延び、君臨し続ける輝かしき王家。うぉう、面白いぞハプスブルク家、行ってみたいぞウィーン。
後日談:その後も2週間以上、マイ・ハプスブルクブームは続き、書籍は増えるばかり。されど興味はつきまじ。数百年にも続いた王家だけに、名前を覚えるだけでも大変で、今でもごちゃごちゃになっている(苦笑)。(10月2日記)

名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)

名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)

ハプスブルク家 (講談社現代新書)

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ハプスブルク一千年 (新潮文庫)

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ハプスブルク家の女たち (講談社現代新書)

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ハプスブルク帝国を旅する (講談社現代新書)

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