我が家の「小1の壁」レポート
二度目の「小1」が過ぎようとしている今、ちょっとした振り返り。
●小1の壁って
ワーキングマザーのトピックとしては、待機児童などとともに必ず出てくる「小1の壁」。全面的に働く親をバックアップしてくれる保育園から小学校に上がる際に起こる様々な問題を称して言っているようだ。
状況によって様々あるだろうが、いくつか書き出してみると*1
学童の問題
- 学童になじめるかどうか
- そもそも学童に入れるか
- お迎えに行けるか(お迎えが必須な学童なら)
- 一人で帰れるか(自分で帰る形式なら)
- 一人で待っていられるか(一人で帰らせるなら)
- 日が短くなってくるときの対処法
- 長期休暇/長期休暇のお弁当
- 二重保育をどうするか(するなら)
□学校行事
- 保護者会・PTAなどへの参加
□(番外編)習い事どうする
- 一人で行かせることができるかどうか
今年は2人目だったので、次男が小学校に上がる前(つまり去年の今頃)にはいろいろとママ友から聞かれた。自分の体験は語ることはできるけど、正解はない世界なので、なかなか難しい問題。
●我が家の壁は
壁の高さや乗り越え方も人それぞれだけど、我が家はどうだったかというと、幸い「小1の壁」あまり高くなかった。2回とも。
祖父母と近居でも、自宅勤務でもない、フルタイムで働く母として、環境的には特に恵まれていたわけではないながら、それでもなんとかなった。その訳として思うことは
一人で帰って、待てる子だった
に尽きるかなと思っている。
●その訳は
そもそも、ウチの子が行っている学童は、お迎えに来ても来なくてもOKなところ。私は、保護者会があって自分が学校にいたとき以外、一切お迎えに行きませんでした(行けませんでした)*2。終わるが18時(15分)と早かったし。
なので、ほぼ自力で帰宅しており、それでなんとかなった子たちだった。
ちなみに、長男のとき(つまり今から4年前)は、ほとんど迎えに来る人はいなかったと記憶しているが、次男(今1年生)になったら、7割くらいの方が迎えに来ているという。学童の保護者会でこれを聞いたときは、本当にびっくりした。この4年で何があったのか!と。
パッと思いついた原因は3つ。?ワーキングマザーへの理解→学齢になっても早く帰ることに職場の抵抗が薄くなった、?震災→一人にする時間を少なくしたい、?民間学童の台頭→親じゃないお迎えの増加*3
そして、帰宅したあと「一人で待てる子」だった。
誰もいないうちに帰り鍵をかけて入り、親が来るまで1〜2時間待つというのができたこと。これも大きかった。
ちなみに、実家の母に協力してもらい帰宅時間頃には1本、私が帰宅する前にはさらに1本と電話を入れていた。といってTV見てたり、DSしてたりしたときはかなりウザがられたりもするが(笑)。
と書くとあたかも「一人で帰れてお留守番ができるってわが子エライでしょ」みたいだが、そういうわけではなく。もともと一人遊びも好きだし、静かに本や漫画をずーーと読んでいることも好き(学童にいったときでも、特に長男は一人で本を読んでいたりすることも多かったようだし)。子供の性格的に、二人ともたまたまOKな感じだったというが大きいのではないかと思っている。
ともあれ、気質的にあまり親がいなくても大丈夫だったand子供もそれなりに頑張ってくれたおかげで私としてはずいぶん助かったのは確か。
もちろん一人のときに何かあったらどうしよう的な心配がないわけではないが、一応対処法を決めつつ、そんときはそんときでなんとかなるさ的な気に私がなっているのも大きいかな。自分自身、親がいない家に帰宅していたクチだったので、いわゆるカギっ子に自分自身の抵抗も少なかったし。
以上、単なるラッキーな例じゃね?という誰の何に役立つ記事かよくわからないけど、案ずるより産むが易かった我が家の「小1の壁」レポートでした。
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