塾と自立

日本の普通の学年暦とは違い、塾は2月が始まり。長男は、昨年の2月からつまり塾暦でいう新5年生から通い始めている*1

5年生の紆余曲折は機会があったら書くとして、今新6年生になって1か月たった今。なんと、塾関係の勉強は、親がビックリするくらい「自分でやっている」。

こう書くと「なんて自律した子なんでしょう」だが、さまざまなバトルを繰り返し、「もう無理」「手におえん」から出した結論が「勝手にやってもらう」ということなのだ。

そもそも共稼ぎの我が家は、絶対的な接触時間(?)が少なく、子供にそれほど干渉的じゃないと思うが、それでも習い事や塾に行くなら、どんなことを習っているか、出された課題はちゃんとできているかくらいは気にはなる。

ただ、?気になると聞く、?聞いて分かると口を出す、?口を出すと口論になるというループをグルグルし、ホトホト疲れてしまった。あれこれ言ったって素直に従う子じゃないし、最近は切り替えしも鋭すぎて返り討ちに会いまくるし。

で、このループを止めるにはどうすればいいか。
?の口論を止めるのは難しい。もともと私、口げんか弱いし(苦笑)。?の分かっているのに口を出さないというのは、結構修行がいる。無になるほど人間できてないし。というわけで、?の段階、つまり聞くからやめてしまおうというのが、結論。

どうせいつも?→?→?でエスカレートするなら、初めから参戦しない。ちなみに、夫はもとから「ほっとけ」のスタイル。

もちろん多少は気にはなるし、今でも少し様子を聞いては最終的にやいのやいのとなることもあるが、基本的には「気にしない」。ことにした。塾関係は、学費を払うことと、塾の前のミニ弁当をつくる(朝に。学校から帰って勝手に食べて出ている)こと以外、この1か月ほどしておりません。

というわけで、この生活を続けて約1か月。新6年生、いったいどんなことを勉強しているのか、どんな教材なのか、さっぱり分からなくなった。そして、成績はといえば、まだ新6年になってからテストがないので、分からない。どんな結果が出るのかこうご期待(悪くなっても、何も言わないつもりだけどね)。

たまり揺り戻し的な、決意が崩れる的な感じで止せばいいのに「どお?」と聞いてしまい、やいのやいのと始まるときがないわけではないが(←いい加減に学ぼう)、疲れるだけなので、止めます。

とまぁ、「塾」目線で書いたけど、こうやって子供は独り立ちしていくのかなー。そのプロセスの1つだとしたら、まぁ悪くないんだろうな。

ただ、1つ困ったことが。寝る時間が遅くなった!(もちろん起きる時間も!)。これだけは声を大にして言いたい。お前を起こすのは大変なんじゃー!

*1:ちなみにこれは中学受験界では遅い方。なぜから新4年生から始めることが多いから。新4年生ってまだ3年生の2月ですよ。9歳ですよ。もちろん、いつから始めてもよく、4年生の途中からとかうちのように新5年生からとか、その後の子ももちろんいる。