『クルマは家電量販店で買え！』吉本佳生

クルマは家電量販店で買え!―価格と生活の経済学

第一弾『スタバではグランデを買え』は未読ながら、先に第2弾を読了。といっても、独立しているものなので、問題はないだろうが。
日常に見えているものを経済学の視点で見直しているのだが、意外とちゃんと考えてみると思い込みで行動しているところが結構ある。その点を上手く説明してくれるので、なるほどぉ、へーと思うことが多々。特に個人的に面白かったのが、学歴と大学教育のコストについて書かれた個所。小さな子どもをもつ親として、常日頃こんなに教育費をかける必要があるのか？と疑問に思っていたので。
タイトルはインパクト狙い？と思っていたが、実際家電量販店でクルマが買えるところもあるそうだ。ショッピングモールにディーラーが入っているのは見たことがあったが、家電量販店で売られるとは。昔は家電だって系列のお店でしか買えなかったことを考えると、まんざらでもないのかな。