出版

 4000弱

国内の出版社数が、08年度(09年3月)末現在で、30年ぶりに4千社を割ったことが、出版年鑑などを発行する出版ニュース社(本社・東京都千代田区)の調べで分かった。創業した出版社の数も戦後はじめてのひとけた台に減り、出版不況を裏付ける現状が…

「堀内誠一 旅と絵本とデザインと」

堀内誠一さんの展示会「堀内誠一 旅と絵本とデザインと」が世田谷文学館で行われているので、子どもたちをつれて行ってきた。 なんどか書いているけど、自分の幼児期で大好きだった絵本は『ぐるんぱのようちえん』。その絵本が私ガ堀内さんの始めての接点と…

 今年のナンバーワンは決まりかな

昨日、テレビのニュースにもなっていた村上春樹さんの話題の新刊「1Q84」。初版発行部数は1巻が20万部、2巻が18万部、さらに予約が好調だったため、発売前に各5万部の増刷を決め、計48万部。アマゾンでは2万部近く予約が入ったとのこと。出版界にし…

 新型インフルエンザ関連本

今、書店にいくと「新型インフルエンザ」というタイトルがついた本が目立つ。フェアとまではいかないが、ある程度目につくところに、まとめて置かれていることが多い。 大方は、今回のメキシコを発祥地とする実在のインフルエンザではなく、「いつかくると予…

ジュンク堂PC書売り場のつぶやき

ネタフルさんの記事にて、「ジュンク堂書店池袋本店、Twitterでコンピュータ書の最新情報をつぶやき開始」を知る。 http://netafull.net/news/030500.htmlそのつぶやきがこれ ジュンク堂書店 池袋本店/PC書 (@junkudo_ike_pc) | Twitter書店が入荷された本を…

 あのブックオフをねぇ

講談社、小学館、集英社とDNPグループがブックオフ株式約30%を取得へ 5月13日付で、ブックオフコーポレーションの筆頭株主であるアント・DBJ投資事業責任組合と、ダイワセキュリティーズエスエムビーシーシンガポールリミテッドが保有する全株式(発…

 一番短いタイトルの本

以前、私の知っているなかで一番短いタイトルの本は原田宗典の『し』だと書いたが、さらに上回るタイトルの本を発見。!(ビックリマーク)作者: 二宮敦人出版社/メーカー: アルファポリス発売日: 2009/04/01メディア: 単行本 クリック: 23回この商品を含むブロ…

 一橋出版が自己破産

このお休みの間に、一橋出版が自己破産していたもよう。長い休みに入っていて、全然情報をキャッチアップしていなかったので、今日知った。 一橋出版は、高校生向け教科書や教材、参考書などを主に出す出版社。50年以上歴史がある中堅どころだが、教育専門出…

 雄鶏社が自己破産申請

手芸関連の図書を発行してきた雄鶏社(東京)が17日に東京地裁に自己破産を申請していたことが、20日分かった。申請代理人の弁護士によると、負債総額は約12億8000万円。 帝国データバンクによると、同社は1945年に創業。編み物や刺しゅう関連…

 2ちゃんマーケティング?

支持率低迷中の麻生太郎首相に援軍現る? 新潮社は11日、麻生首相が一昨年に同社から出版した新書「とてつもない日本」が10日に突然、売り上げを大幅に伸ばしたことを明らかにした。 今月初めごろから、インターネットの掲示板2ちゃんねるで「麻生首相…

 出版界も再編が進む?

いやいや、一部の大手を除けばみんな烏合の衆なので、再編というのは大げさですが、角川グループがまた大きくなったそうだ。 角川GHDが中経出版の全株式を取得して子会社化することで、両社は合意。2月26日に両社は取締役会を開き決議した。株式取得日は4…

昭文社のリストラ

地図の「マップル」などを発行する出版社の昭文社は20日、50歳以上の社員を対象に希望退職者を募集すると発表した。景気悪化でレジャー需要が落ち込み地図やガイドブックの売り上げが減少しているため、正社員の1割にあたる50人を削減する。 同社は出版不況…

 紀伊國屋書店 出版社別 売上げベスト100 (2008年)

紀伊国屋書店の2008年の出版社別売上げ。 紀伊國屋書店 出版社別 売上げベスト100 (2008年):【 FAX DM、FAX送信の日本著者販促センター 】「新文化」の紙面上には300社載っていたが、ここでみられるのは100社。大手総合出版社および大手ビジネス系出版社…

惹かれる帯の文句

自分用メモ。 本を購入する際、重視している点を聞いたところ「内容」が71.0%でトップ、次いで「作家」(54.9%)、「価格」(39.4%)が多かった。ちなみに「本の帯・POP(Pint of purchase advertising:購買時点の広告)のキャッチコピー・紹介文」と回…

 『編集会議』休刊

宣伝会議から出されていた「編集・出版の専門誌」である『編集会議』が休刊とのこと。「また雑誌の休刊か」という気持ちと「編集・出版向けの雑誌では成り立たせるのは難しいのだろうか(ある意味9年続いたのがスゴイ)」という気持ち。ちょうど今月号の特集…

 『エア新書』石黒謙吾

エア新書―発想力と企画力が身につく“爆笑脳トレ” (学研新書)作者: 石黒謙吾出版社/メーカー: 学習研究社発売日: 2009/01メディア: 新書 クリック: 8回この商品を含むブログ (16件) を見る「エア新書」なるものは知っていたが、しょせんWeb上の遊びと思ってい…

 こんな社史を作れる会社ってスゴイよね

TRCデータ部ログで「社史・オブ・ザ・イヤー2008」としてエントリーされていた「日清食品50年史」。 社史・オブ・ザ・イヤー2008 (TRC データ部ログ) チキンラーメンでおなじみの日清食品の社史だが、これがまた洒落ている。巨大なチキンラーメンの袋にはい…

12年まで5年間で15%のマイナス?

新文化のニュースフラッシュより。 出版販売金額2012年には1兆7800億円、矢野経済研究所が予測 矢野経済研究所はこのほど刊行した『2008年度版 出版社経営総鑑』で、07年2兆0850億円だった出版界の総販売額について09年に1兆9320億円と2兆円を下回り、12…

 『読書進化論』勝間和代

「ウェブ」の誕生により、「本」の意味、読書の意味は大きく変わってきている。本書では、「本とウェブ」の立ち位置を明確にしつつ、今の時代の「本の読み方」「本の書き方」「本の売り方」について書いている。 「本の読み方」、および「本の書き方」を書い…

 著者の力

夕刊フジのサイトで「ナゼ売れる? ビジネス書」という記事があったので、気になったところをメモ。 実際、書店ではさまざまなビジネス書が並べられている。いわば激戦区。そこでベストセラーの著者と従来の著者の差について、川島さんは次のように分析する。…

 血液型ブーム

個々最近の日販の週刊ランキングのベストファイブに『●型 自分の説明書』が4冊ともランクインしている(先週の分だとO型、A型、B型、AB 型の順)。どじょう本も山ほど出ていて、第何次かわからないけど血液型ブーム。こういう定番中の定番中の定番のネタが…

 TIBF

今日から13日まで東京ビックサイトで東京国際ブックフェア。本当は今日行こうと目論んでいたけど、入稿日が早まった関係で無理。明日もアポ等あり無理。日曜日に家族引き連れていこうかなー。

 「読書マラソン」

「読書マラソン」というものがあるそうだ。大学生協の取り組みで内容は「4年間に本を100冊以上読もう!」というもの。具体的には、生協の店舗で登録をし、本を読んだらその感想を用紙に記入して提出するというもの。提出に従ってたまるポイントで割引券など…

 九天社、倒産

実用書系の出版社、九天社が昨日倒産したようですね。今朝、会社の人に聞いて知りました。HPもすでに見られません。ここは、エクスメディアの人が作った会社だが、なんの因果か・・・。創業が2001年ということで、7年目で力尽きたようです。

 コンビニオリジナル書籍??

セブン‐イレブンが「オリジナル書籍」の販売をするというニュースがあった。 大沢オフィスと組み、大沢在昌、京極夏彦、宮部みゆき氏の既発表作品を新たに商品化。19日から東京・神奈川・埼玉・千葉の全店舗(約4000店)で同社の専売商品として取り扱ってい…

今日のサンヤツ

朝日新聞が4月1日から始めていたサービス(今日知った)。新聞1面下に出ている書籍広告から、直接web書店に飛んで購入可能。最近朝日新聞を読まなくなってしまったので、このような広告がwebで見られるのはありがたい。 今日のサンヤツ|BOOK asahi.com:朝…

 グローバリゼーションのない業界

格差社会と呼ばれる現代日本の様々な側面を取材してまとめた『港区ではベンツがカローラの6倍売れている』のあとがきでこんなくだりがあった。ちょっと長いが引用する。 近年の格差の拡大のもうひとつの主原因は、グローバリゼーションということになるだろ…

スリップ

ネットで買った本によく“あの紙”が挟まってますが (2008年4月15日) - エキサイトニュース 我が家もネット書店を良く使うので、家によく転がっている。リアル書店だけで買っていた時代は、他社のスリップを見ることはあまりなかったが(書店でスリップを注視…

 2倍?!

昨年、編プロから版元に転職した人と話をしていたときのこと。編プロの待遇の悪さは、何度も見聞きしていたところだが、それを裏付けるような話が。 その人は版元に転職したら、勤務時間は2割減、給与は2倍弱となったそうだ。同じ業界なのでそれほど仕事は変…

『石塚さん、書店営業にきました。』

石塚さん、書店営業にきました。作者: 石塚昭生出版社/メーカー: ポット出版発売日: 2008/02/15メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 9人 クリック: 127回この商品を含むブログ (24件) を見る出版社の営業マン向けの指南書。書店ネタや編集者について書か…