今年のナンバーワンは決まりかな

昨日、テレビのニュースにもなっていた村上春樹さんの話題の新刊「1Q84」。初版発行部数は1巻が20万部、2巻が18万部、さらに予約が好調だったため、発売前に各5万部の増刷を決め、計48万部。アマゾンでは2万部近く予約が入ったとのこと。出版界にしては、久々に景気のいい話ですね。書店に行くと、めちゃくちゃ期待されているのがよく分かる。

ちなみに、通常売り出す前に何かしら内容に関する情報は流すものだが、この本に関しては「予断を持たずに読んでほしい」という村上さんの意向もあって、一切の情報ナシで売り出している。これを「ハングリーマーケティング」というらしい(テレビで言っていた)。今回は、村上さんという超有名人の著書、5年ぶりの新刊という好条件も重なって予約殺到!になったので、この売り出し方も奏功したんだろう(でも発売されちゃったら、ブログやら掲示板やら書評やらにあちこち書かれちゃうから、一瞬の効果しかないんだろうな)。

画像は、各書店のランキング。圧巻ですね。

1Q84 BOOK 1

1Q84 BOOK 1

1Q84 BOOK 2

1Q84 BOOK 2