『女はすべからく結婚すべし』島田裕巳

内容は、タイトルどおり、「女性たちよ、さっさと結婚しなされ」。 確固たる独身主義者ならともかく、「いつか結婚するかもしれないけど、今はまだいいや」「いい人がいればね(結婚してもいいけど)」という考えの大多数の人に向けて、「ふらふらしていないで、さっさと結婚しなさい!」と、昔はお見合いおばさんや親が言っていただろうことを、まとめた書。

これを読んで、よっしゃ早く結婚しよう!と思うかどうかは微妙(というか無理〜)。「ある程度歳とると結婚できにくいよ」と言われても、そのくらいの年齢になっちゃった人には「やっぱりね。だからもういいの。ほっといて」とか「言われなくても分かってますよ、はいはい」ってかわされてお終い。

女は結婚して生活が新たになり、子どもを産んでそのつながりで地域に入っていくことがが出来る・・・・これはホント。私の実体験でも実証済み。独身時代や、夫婦だけだったときは、ほとんど地域の人のことしらなかったもんなー。つきあいがわずらわしいという人もいるけど、これはこれでいいもんだ。

でも、「結婚すべし」とまで言い切るのはちょっと乱暴ですね。

結婚は両性のもと行われるものなのに、「女は」とするのは結婚については、女が主導権を握れいうことなんだろうか。