空想科学読本

いまさら紹介するまでもなく、超有名なシリーズ「空想科学読本」。テレビや漫画などにでてくる出来事を科学的に考えるシリーズ。
そのジュニア版が今年刊行された。

絶対、ケイくんははまる!という確信のもと買ってあげると、案の定ドはまり。大うけ。

あっという間に読み終わって、続きはないの?という。残念ながら、ジュニア版はこの1冊しかないのだが、自宅の本棚をあさってみると、前に自分が買ったと思しき本が。さっそくケイくんに渡すと大喜び。

ジュニア版と通常版とでは、ルビのあるなしが違うくらいで、内容は一緒。なので、ある程度漢字が読めれば(読み飛ばせれば)、問題ないのだ。なので、内容に興味があれば、10歳くらいの子であれば十分読める。その内容というのは「かめはめ派は自分で出すことができるか」「アンパンマンのアンで何人のおなかが満たせるか」「サザエさんの最後の歌で家が伸び縮みしているが何が起こっているのか」など、バカバカしいけど、あれ?と思うことに対して、真剣に検証していて、小学生が十分惹き付けられるような内容なのだ。

ちなみに、「空想科学読本」が自宅にあったと書いたが、実はこの本を買った記憶はすでにない。奥付の日付などから想像するに、就職してしばらくくらいに買った本のようだ。内容云々もあるけど、当時からよく売れている本だったので、見てみたかったというのがその実かもしれない。
その10年以上前に何気なく買った本が時を経て、わが子が読むとはねぇ。こういう体験をすると、今、断捨離でバンバン本を捨てたり、売ったりしているけど、いずれ子供が読むことがあるかもしれない、取っておいたほうがいいのか?!なんて思っちゃう(それはそれでその時に買えばいいんだけどさ)。