『なんとかなるさ』山崎直子

山崎さんの帰還を狙って読んだわけではないが、ちょうど昨日から今日にかけて読んだ。
宇宙飛行士について書かれた本というより、宇宙飛行士を職業に選んだ女性のエッセイといったところ。宇宙飛行士についての本は、他の方もかけるだろうが、子育て真っ最中のママさん飛行士の立場で書かれているのは、本書ならでは。
スケールが違いすぎるが、子育てをしながら仕事を続ける奮闘ぶりに思わず涙がでてきた(電車のなかだったから必死にこらえたけど)。働く母なら1度ならずともぶつかり、乗り越えてきたことが、山崎さんにも降りかかっているのだ。おこがましいかもしれないが、「悩んで仕事と子育て」というところは、共感できるから。山崎さんという人がぐっと身近に感じられた。

何とかなるさ!

何とかなるさ!