『真夜中の神話』真保裕一

真夜中の神話 (文春文庫)

真夜中の神話 (文春文庫)

若干現実味のない設定、すべての人物の行動がやや不可解(動機が希薄)、様々な国の人がでてくるがその人たちの宗教的、文化的、言語的なものの地に足のついていなさなどいろいろ気になる点はあるのだが、そこは真保さん、一気に読むことができた。が、真保さんはもっと面白い作家さんだったはず。