『ぼくの町に電車がきた』 鈴木まもる

ぼくの町に電車がきた (ちしきのぽけっと3)

ぼくの町に電車がきた (ちしきのぽけっと3)

以前、図書館で借りたのだが、ケイくん@年長がとても気に入って、改めて買った本。伊豆半島にある伊豆急行が開通するまでの工事の様子(といっても、1959年に工事が決定してから61年に完成するまでの2年弱というあっという間の出来事!)を、おじいちゃんが孫に語るという形で話が進むノンフィクション絵本。

地形的に電車を走らせるのが困難だった伊豆半島に苦労して線路を引いた様子が描かれている。工事の様子と現在の様子が1ページに対比して描かれているので、イメージがわきやすい。まだ工作機械がそれほどない時代ならではの苦労、工事で亡くなった方がいること・・・大人でも感心して読める。

伊豆急行に乗ったことはないけど、いずれぜひ乗ってみたいなぁ。