届いた冊子に思う

昨年、ある企業の創立××周年記念講演会というのがあって、招待状をいただいたので拝聴した。海外からその世界で著名な方をお招きして講演してもらうというもので、4〜500人くらい集めた大々的なイベントだった。

このたび、その講演をまとめた冊子が出来上がり、出席者に向け全員に配ってくれたのだが、中をみると日英中の三ヶ国語で掲載されている豪華なもの。いやぁ、お金ありますなぁと思わずうなってしまった。

ただ、その冊子を見て、その講演をもとにした書籍を出せないかと持ちかけられたお話はお断りしたのは正解だったと思った。1回の記念講演を、商売のネタとして1冊の本にまとめ発売するってのは、いくらそこそこ著名の人だって、やっぱりかなりハードルが高い。