「働く女性1万人の怒り」

今週号の読売ウィークリーの特集は、「働く女性1万人の怒り」。その名のとおり1万人の働く女性にとったアンケートによせられた意見をどどんと掲載したもの。タイトルに「怒り」とあるように、基本的に問題点をとりあげている。憤り、不安、あせり、嫉妬・・・ネガティブモードだ。

1万人アンケートという規模には驚かされるし、意見がバラエティに富んでいるのも面白いが、「働く女性」って枠が大きすぎて、全体的には焦点がぼやけている感じは否めない。あまりにも多様化している今、「女性」ってだけでくくって、語れるわけないわなぁ。それを勘案しているのか、意見の掲載には、未婚既婚、年齢層、職務形態、最終学歴を明記・分類していたが、やっぱり立場が違えば意見も違う。年齢が違えば問題点も違う。

万人が納得できる解決策なんてないなぁ。みんなだって、「怒り」をもちながらもがんばっている。自分もがんばろ、と思うのがいいところ?