修学旅行で「学」を「修」に行く?

毎日新聞に次のようなニュースがあった(私が直接知ったのは、「毎日教育メール」というメルマガ)。

室蘭工業大(北海道室蘭市)は今春から、修学旅行で近郊を訪れる道外の高校生に大学をPRする「プロビデンス・プログラム」を始めたが、受け入れ第1号として、6月27日に岡山県立邑久(おく)高(瀬戸内市)の理系志望の2年生22人が訪れる。同大は「理系離れが叫ばれる中、理科教育の啓発と大学の知名度アップにつなげたい」と期待を膨らませる。
(略)
 大学の独立行政法人化で、それぞれの大学の独自な入学希望者集めが求められており、同大は「洞爺湖温泉や登別温泉など近隣の観光名所を訪れる修学旅行生は多い。道外の学校に限定せず、幅広く受け入れたい」(入試課)と話している。

今、修学旅行って形骸化しているもんなぁ。

大学の知名度アップになるかどうかは分からないけど、高校生が全国各地の大学を見て、体験できるのは面白いと思う。もともと「修学」って「学問をおさめること。学んで知識を得ること。」(大辞泉)だもんねぇ。