バーゲンブック.jp

出版社共同企画「期間限定 謝恩価格本フェア」をやっている、バーゲンブック.jpを覗いてみた。
実に、今回で4回目。今回は80社が参加した模様だが、じぇんじぇん知らなかった。

期間は、4月20日〜6月20日まで。参加各社がセレクトした謝恩価格本*1と部分再販商品*2が特別定価(半額)で販売される。注文はサイトからとfaxから。送料はクレジット払いの場合、無料(代引きは210円)。配送はブックサービスが行う。

各社がセレクトというだけあって(?)、売れ残り商品の叩き売りっという風情が漂う。企画という点ではおもしろいけど、商品力という点ではいまいちかなぁ。そうやって在庫一掃セールやる機会が、出版社にはほとんどないから、その意味ではいい試みだとは思うけど。

全1,118点と聞くと多そうに思えてしまうが、普段オンライン書店では何百万点とある書籍を検索し、購入することに成れているので、あまりに少ない。ブラブラ見てなんとなくで買うリアル書店とは違い、オンライン書店でこの手のフェアをするのは、ちょっとそぐわない気も。

参加出版社はブックサービスとバーゲンブック.jp実行委員会で決定した掛け率で直接契約を結ぶ必要があるらしい。定価の半額で売るということだけど、どのくらいの掛け率でおろしているのかしら。気になるところ。

*1:「「謝恩価格本」とは、出版社の判断により、書名・期間を決めて定価拘束を外す販売方法等をさします。正式には「時限再販」と言われ、出版社が読者への謝恩の意味で実施するのが一般的です。」サイトの説明より

*2:「部分再販品 「部分再販品」とは、出版社が「新刊発売時」から小売価格を拘束しない商品のことです。 」