「お子様ランチ」は害だ!
私たちは、土日のどちらか(時には両方)のお昼を外食することが多い。
チビも随分大きくなって、お店選びを間違えなければ、十分楽しめる*1。
チビ用のものは、私たちの注文したものから取り分けてあげるようにしている。従って、メニューから選ぶときの基準も、「自分の好きなもの」ではなく「チビにとりわけしやすいもの」。
しかし、最近は量を食べるようになってきて、ときどき取り分けしていると大人がおなかすくことがある。ということで、2、3度いわゆる「お子さまランチ」を頼んでみたりした。
お子さんがいない方も、イメージできると思うが(そう、昔からまったく変わっていなんです。不思議)、典型的なお子さまランチとは「味付けご飯(山や動物の形になってる、もしくはカレー)、ハンバーグ、ポテト、プリンなどのおやつ、ジュース、おもちゃ」。
どこもかしこも、判を押したように同じ。なんでだ!
- 野菜気がまったくない。そう「まったく」。少ないなんてレベルではない。野菜嫌いの子が多いし、野菜は高いからだろうか。
- 油っ気が非常に多い。ポテトしかり、ハンバーグしかり、ご飯までしっかり炒めてある!
- 味付けが濃い。食べてビックリの味付け。
- デザートつき。果物であればいいんだけど、クソあまーいケーキやクソあまーいプリンは要りませんっ。
- ジュース。これも、あまーい。普段あんまり飲ませていないのもあって、うちのチビはあまりの甘さにビックリしていたようだ(そして、すごい勢いで飲んでいた)。
- やすっちい、おもちゃが付いてくるのはなぜだ?そのお金があったら、食べ物のグレードを上げてくれ。
どうして、わざわざ体に悪そうなものを取り寄せて作るのか。
どうして、子どもの体を思ってのメニューを作れないのか。
どうして、どこもかしこも同じなのか。
子どもにおもねているのだろうか。
子どもを「バカ」にしたいのだろうか。
まさに『ファストフードが世界を食いつくす』の世界。
普段は、ごはんのとき「おいしいねー」と言って食べるが、とてもいえるものではない。食べてほしいけど、食べてほしくない・・・。ゴメンよ、チビ・・・。
しかも、今回のお子様ランチは特に強烈だったようで、お風呂にいれたときに、わき腹に少しプツプツができていた。勘違いかもしれないが、もしかしてランチのせいでは?と疑っている。ほんとにゴメンよ、チビ・・・。
もう、「お子様ランチ」は二度と頼まない。怖くて、頼めない*2。
さらに言えば、そういうお店の大人用メニューだって、決していいものだとはいえないはずだ。店選びの基準にもなるんじゃないかな。
外食をするのは辞めないと思う。これも家族の楽しみのひとつだ。チビはもとより、自分たちのためにも、店選び、メニュー選びをいっそうきっちりとしたいと思っている。