『きんぎょがにげた』 五味太郎

愛子様のお気に入りとして話題となった本に『うずらちゃんのかくれんぼ』がある。今では本屋では山積みになっているが、それと同じようなコンセプト（絵の中から、何かを探す）で、『きんぎょがにげた』というのがある。

定番書だからご存知の方も多いと思う。

チビは、この本がお気に入り。「金魚」は発音しにくいらしく、「んにょ」「んにょ」と言うのだが、本を持ってきては、どっかと人のひざにのる。

金魚がどこに隠れているかはもう完璧に覚えてしまっているようで、ページをめくると「どこいった？」と聞く間もなく指差すが、それでも楽しいらしい。最近は、金魚探しだけでなく、描かれている絵の名前を聞いてくる（「くつした」とか「かさ」とか「風船」など）。

五味さんの美しい色使いの絵は私も大好き。母子ともどもお気に入りの一冊。