出版持込ステーション

新文化」より。

翻訳事業のアメリア・ネットワークが、翻訳者の翻訳出版企画を出版社に紹介する専用ホームページ出版持込ステーション」が開設されたそうです。

土井さんがやっている「エリエス・ブック・コンサルティング」の「ほんなる!」の翻訳書バージョン?

翻訳すべき原書を探してくるのも、その分野の編集者の大きな仕事(もちろんもともと持ち込みもあるが)、その苦労はわかります。本とともに翻訳者さんもついてくるとあれば、なおありがたい。新しいエージェントのかたちですね。

だが、そんなにニーズがあるんだろうか。もともと出版社としても、自ら目を皿にして原書は探しているだろうし、大手や専門出版社なんかはもともと持ち込みがあるのでは?

例外的に大当たりするものもあるが、一般的には初期費用がかかるわりになかなか大当たりが難しいというのが、翻訳書に対する私の印象。持込は、翻訳者の思いが詰まりすぎてて、難しいことも多いし・・・。

今まで個々の動きだった持込(翻訳書限定)をシステム化したこの試み、吉とでるか凶と出るか。