小4の夏

働く母の子の夏休み。小学校4年生にもなると、かなり、ほっとかれる。学童もないし、我が家の場合、近くに祖父母宅があるわけではない。通常の習い事と学校のプール、あとは友達との遊び。以上。PTA主催で学校で行う夏期特別カリキュラムや地域行事などもあるけど、行きたいものがあればというスタンスなので、あまり熱心に参加していない。

となると、平日は必然的にひとりでいる時間が長いもの。

中学受験決定のため、もしくはそこまで強い意志がなくとも学童替わりにと塾の夏期講習に行く子もいるけど、その気持ちは分かるわー。大人の目があるとこで(大きなトラブルには巻き込まれなさそう)、涼しく過ごせ(熱中症もなんのその)、しかも勉強してくれる(はず)。生活面、体調面など考えるとこれほどいいものはない。親の経済面と子供の意欲面を除いては。

とはいえ、こんなときから塾に通わなくてもという夫婦の一致した意見、さらになんといっても本人が拒否しているため、我が家は行っていないけどw

では、何で埋めているかといえば、自宅にいる時間を減らしている。

まず、毎年のようにいっている子どもキャンプには、今年も参加。ちなみに今年は長野の高原。帰ってきてから様子を聞いたけど、本当に楽しそうだった。これは毎年楽しんでいるし、真っ黒にたくましくなって帰ってくるので、毎年行かせてヨカッタなと思う。

それから、お盆前後に長い帰省(子供にとっては帰省というよりお泊り)。子供だけ先に行き、後からお盆休みの私たちが合流というスタイルで都合10日間くらい祖父母宅にいた(双方の祖父母宅なので、1カ所には5日ほど)。

と夏休みの1/3は自宅にいない生活だが、それを除いた平日は、やっぱり一人時間(もしくは子どもだけ時間)もある。

じゃあ、家では何をやっているのかというと。学校の宿題や家のルールで決めている勉強をすること以外は特に口出しをしていないけど、録画しているTVを見たり、マンガ読んだり、つまりは単純に「ダラダラ過ごしている」ってところ。ちなみに、お昼はお弁当を作って冷蔵庫に入れているので、それを食している(一人で・・・)。

ちゃんと帰っているか、お昼は食べたか、午後はどこかへ出かけるかなどなどはやっぱり気になる。ついつい、仕事中に電話したり、もしくはかかってきたりする。夏休みに入ったころから「なんか疲れるわ―」と思っていて、それは夏の暑さのせいかと思っていたが、実はこれのせいではないかも。

つまり、蓄積疲労の原因(の一端)は、「常に臨戦態勢」にあること。学校のプールの時間の少し前に体調確認と出発時間の確認のためメール、帰宅後メール。お昼頃電話し、午後の予定を確認。遊びに行った場合、また確認電話(メール)・・・。もう4年生でもまだ4年生。完全に野放しにするには早すぎる。

学校など行き先が分かってて、安心して預けらる場所があるのが一番いいな。

そんなわけでじわじわ精神的に響いている小4の夏なのでした。