卒園式

とうとうというか、いよいよというか、ケイくんの保育園の卒園式(園では「就学お祝い会」と言っている。
第1部は、各クラスが劇や歌などを順番に行う。それぞれのクラスの発達に合わせて上手になっていく様子がよくわかる。ケイくんもワイくんも(そしてお友達も先生も)頑張っていた。
第2部はがらっと変わって、いわゆる卒園式。1部と2部の間には、それまで普段着だった子どもたちがスーツやワンピースに着替えておめかしをする。それまでは、ほのぼのとした雰囲気だったのが一気に厳粛な雰囲気に。

1人1人卒園証書を授与され、園長先生や主賓の先生のお話を聞く。このあたりで少しずつ涙ぐむお母さんもいたが、その後子どもたちの『ありがとう心をこめて』の歌はぐっときた。なにせ、はじまりは

いつの間にか ぼくたちは 一人で歩いていたよ
6年前にこの世に生まれた 小さなこの命

(歌詞とメロディの全体は、http://www.hoikucan.jp/m5_info/gakuhu/0512m.html

これを子ども自身の声で歌われてしまったひにゃ・・・。1番を歌っているときは撮影をしていたが、これは心して生で聞いておくべきだと思い、2番以降は一瞬たりとも聞き逃すまじと聴いていたら涙がでてきた。あとでお母さん同士話をしても、あの歌はきたね〜」と。私もほろっと来てしまった。6年前に生まれた命であり、6年前にこの保育園にお世話になり、泣いたり笑ったりしながらここまでなんとかやってきたんだなと思うと。
その後、保護者の歌ということで、皆で練習した『ずんずんあるいて』をうたったのだが、前の歌の余韻が残っているなかで比較的元気な歌だったので、気持ちが切り替えきれず、また涙があふれている人もいて、出だしは皆声がでていなかった。が、これも途中で子どもたちと一緒に歌うことになっていて、22人の子どもとお母さんの大合唱でいい感じに仕上がった。
最後は、1人ひとり呼ばれお母さんと手をつなぎ、拍手の中退場。
クラスにもどると、今まで神妙な面持ちの子どもたちはどこへやら。もうすでにいつもの様子になっていて、めちゃくちゃ(笑)。その後、着替えて懇親会をしたが、お昼御飯もそこそこに、大はしゃぎして遊びまわっていた。緊張が解けたせいか、それがいつもの様子なfのか・・(苦笑)。
前日は大雨、朝はどんよりと曇っていた天気も、式が始まるころにはピカピカに晴れて、暑いくらいの陽気。お天気まで味方してくれた一日だった。
卒園式が終わったといえど、保育園には3月31日まで通う。来週には、お別れ遠足もある。いい思い出をたくさん作ってほしいと思う。