版権で一億円?!

韓国で村上春樹の新作『1Q84』の版権獲得競争が激化しているらしい。

日本の作家・村上春樹の新作『1Q84』の韓国内での版権が「文学トンネ」に決まったというニュースが報じられた後、出版界は1日中大騒ぎとなった。版権競争で1億円を提示した出版社が現れたからだ。これは昨年末に出版されたダン・ブラウンの新作『ザ・ロスト・シンボル』の版権価格を上回る額だ。1990年代に1万−2万ドル(現在のレートで約93万−186万円)だった印税は、10年単位でゼロが一つずつ増えていっているわけだ。
http://www.chosunonline.com/news/20090710000061
参考:http://www.chosunonline.com/news/20090708000038

この記事を詠む限り、結局1億円提示した会社が版権獲得した会社だと名言してはいないけど、ともあれ、スゴイ額である。人口5000万弱の韓国において、版権1億円を出してもあまりあると判断される村上春樹*1・・・。全世界で何カ国語に翻訳されるか分からないけど、韓国のこの高さは随一ではないだろうか(完全な憶測です)。

1Q84 BOOK 1

1Q84 BOOK 1

1Q84 BOOK 2

1Q84 BOOK 2

*1:ちなみに、前作『海辺のカフカ』のときはアドバンス制で5億ウォン(約3700万円)