子守唄で子どもは寝ない?

「寝る時間に流される子守歌で寝れない」というギャグみたいなニュースがあったが、
http://www.asahi.com/national/update/0316/TKY200903160307.html
実際、子守唄って子どもを寝かしつけるのに有効なんだろうか。

にほんごであそぼ」(NHKの子供向け番組)ではときどき、田舎の素朴な感じのおばあちゃんが孫(ひ孫?)を膝に乗せたり、オンブしたりして、郷土に伝わる子守唄を歌う場面がある。そこで歌われる子守唄は、とっても心に沁みるいい歌で、そりゃ赤子も寝るよと思えるものだ。

だけど、自分の子を寝かしつけるとき、子守唄はあまり有効ではない。

確かケイくん@5歳が2歳前後くらいのとき、寝かしつけに歌を歌うのがブームになったときはあったが、「もう1回!」攻撃にあったり(同じ歌を10回以上歌ったことがある)「次は、××」とリクエストされたりして、30分以上延々と暗闇で歌を歌う羽目になり、ヘトヘトになった。私のヘタクソな歌でもリクエストして聞きたいというのはありがたいが、本来の目的を外れ、かえって目を覚ませてしまっているといってもいいくらいだ。

じゃあ、何の訳に立つのか。
ズバリ、寝かしつけをする親のためにはいい。
つまり、自分の睡眠防止、および単調になりがちな寝かしつけにリズムを付けるのには役立つ。子どもを寝かしつけていると意に反して寝てしまうこともあるが、歌っているといくらかはそれが防止される(それでもダメなときもあるけど)し、お布団をポンポンとたたいてやるにも、真っ暗闇でひたすらポンポンは大変だが、歌いながら調子をつけながらだとやりやすい。

今は、ケイくんはベッドに入ったら、じーとしていると割とすんなり寝てくれるようになり、ワイくんもしばらくお布団の上で暴れはするものの、途中でコロッと寝るので、あまり頑張って寝かしつけるということがなく、従って子守唄を含め、寝かしつけの際に歌はほとんど歌っていない。

子育ての専門家からは「寂しいこと」といわれるかもしれないが、それが我が家の現状。