「心身ともに」とは、よく言ったものだ

ここにもつまみ書きしたけど、11月はワイくん@1歳3ヶ月を筆頭に、家族みんな体調を崩し、仕事も猛烈忙しくて、本当に本当に大変だった。ひとまず、大嵐が過ぎた今、総論を。

保育園1年目、しかも0歳児クラスであるワイくんが冬の初めに体調を崩すのはある程度、予測できたし、もう仕方がないこと。今回、ワイくんは2週間くらいの間、まとも保育園にいけない時期があったが(たとえ行ってもかなり具合が悪かったり、すぐ呼び出されたり・・・)、同じクラスのほかの子も同じ時期に入院してしまったり(入院した子はほとんど時期が変わらず2名いた)、そこまでいかなくても休みがちな子が多かったようだ。ケイくん@今は5歳半も、0歳児クラスにいたときは、この季節いろいろあっただろうと思う(ノロとかやったのもこの時期だったんじゃないかなー)。

今秋、自宅近くにできた区の施設である病後児保育に随分お世話になった。前にも書いたとおり、通っている保育園よりも自宅に近いくらいなので(方向は少し違うけど距離は確実にこちらのほうが近い)、本当に心強い味方ができたものだ。なにせ、服薬もしてくれるし、お弁当持参なので、食事の量や硬さや好みなどをこちらで管理できる。お昼寝の時間などタイムスケジュールもないので、体調や機嫌にあわせて自由にさせてくれるし、多少の熱(8度5分くらいまで)でも見てくれる。保育園では預かってもらえないけど病気のピークじゃないとき、どうしても仕事にいかなくちゃならないとき(病後児のほうが呼び出しのリスクが低い)などは、本当にありがたい。医師の診断書が取れ、予約さえとれれば、1日2000円という格安価格でお願いできるのも助かる(ちなみに、予約を取れなかったのは1日だけあった。やっぱり1歳児が猛烈にダウンしていた時期)。

ただ、今回病後児をたくさん利用して、ここに頼るのも諸刃の刃だと痛感した。

「体調」が良くなってから、「心」が元に戻るまでのタイムラグが結構あったのだ。ワイくんにとって、保育園はいつも行っている場所であり、保育士との人間関係も出来ているので、すでに安心できる場所となっている。しかし、病後児保育ではスタッフの方はとても良くしてくださるが、子供にとっては慣れない人、慣れない場所である。ただでさえ、体調が悪い所に、さらにストレスがかかるわけだ。そのため、まだ調子が悪く病後児に通っていたときはもちろん、保育園にいけるようになってもしばらくは、自宅に帰ってから全く私の傍を離れようとせず、同じ部屋でも少し離れると大泣き状態だった。この副産物は思ったよりも長く続いた。

保育園の先生は「不安泣きのときは、十分に抱っこしてあげたり、一緒に遊んで、安心させてあげてください」とアドバイスをくれたが、そのときはちょうど仕事の忙しさのピークと重なっていて(母や夫に子供たちをお願いせざるを得なかった)、それも悪かったのだろう、体がよくなってから、心の調子に戻るのに1週間以上、要したと思う。ただ、体の調子がもどればいいってもんじゃない。子供の心はとてもデリケート、なのだ。


ケイくんは、ある程度強くなっていて、たとえ風邪を引いたり、熱を出しても、回復がめちゃくちゃ早くなっているが、やっぱり時々は体調を崩す。2人の保育園児となって初の冬だが、覚悟はしていたものの、ダブルってのはきついものだ。冬はまだ始まったばかり。みんなが元気で過ごせますように!