育休中に感じたこと

ケイくん@4歳を8ヶ月になるころから保育園に預けて3年半、なんとか曲りなりに必死に仕事と育児をこなしてきた(つもり)。その後、昨年の夏からは産休+育休で久々に育児と家事に専念する日々を送った。そのなかで感じたことがいくつかあるが、そのうちの1つが「地域の子育て事情にこんなに疎かったのか」ということ。
保育園に預けてしまうと昼間は育児にはノータッチ、帰宅すると生活に追われてそれで1日が過ぎていく。土日はたまった家事をこなし、家族と過ごすうちに終わる。そのため、保育園以外の付き合いというものがほとんどないのだ。
この休みを生かして、区の行事などに少し顔を出してみて、改めて区や都やその他子育て支援団体、さらに企業も含め、行っている支援の手厚さ、多さに驚いた。こんな世界が広がっているのかと目を見張るものが多かった。知れば知るほど興味深いものが出てくる。少子化対策が進んでいるのは子育て環境が厳しいといわれているが、捨てたもんじゃない。志あるものたちが、それぞれ立ち上がって子育てしやすい社会がどんどん作られているではないか。子育て専業生活といえど、目を向けて探していけば、決して「子どもと自分」だけの世界じゃないのだ。
問題は情報格差と問題意識。これから復職して、また平日は利用できない生活になるが、地域情報にも高いアンテナを張って行こうと思う。