シッターサービス体験記

今日、はじめてベビーシッターさんに来ていただいた。私の住んでいる区では、産前産後のサポートとして2時間のシッターサービスを3回、無料で頼むことができる。その1回目として、お願いしてみたのだ。
サービスの規則として私は在宅していなければならない(育児をお願いして、美容院などに行くことはできない)のだが、今回の目的はずっと片付けたいと思いつつ放置されていた一角の片付け。たかが片付けだが、赤子連れだとできないこともある。
いらっしゃったのは、3人の子どもを持つ40代の女性。一番下のお子さんがまだ小学一年生という現役お母さんだ。事前に必要事項は送ってあったので、簡単な挨拶とワイくんの状態を説明し、早速お預けした。そのときはニコニコ抱っこされていたワイくんだが、5分とたたずして大泣き。別の部屋にいるとはいえ、同じ家の中、泣き声が響きわたる。まさに火がついたような泣きよう。「今は子どもの面倒はお任せしているのだし、シッターさんに悪いから」と泣き声にも耐え、駆けつけないで自分のことをしていたが、泣き続けるワイくんに我慢ができずに、10分後くらいに見に行ってしまった。いつの間にか、かなり母を認識する力が付いたようで、顔を見たらあれますぐに泣きやんだ。嬉しいんだけど、こういうときはちょっと困ってしまう。複雑な気持ち・・。
結局、2回くらい泣いているときに見に行ってしまったが、後は先方さんのアドバイスもあり、泣いていても何をしていても、耳にフタをするということにした。その結果、3、40分泣きつづけ、眠った。やれやれと思っていたら、しばらくしてまた泣き出し、あやしてもらっていた。そんなこんなで泣き通しの2時間が終了となった。
シッターさんはとてもよくしてくださったけど、結果的に子どもの泣き声を聞き続けた2時間となった。シッターさんも大変だっただろうし(本人は慣れているとのことだったが)、私もちときつかった。自宅で親の目の届くところで見ててもらうのは安心でもある反面、完全には切り離せないのは難点だな。他の人に子どもを見ててもらうことには全く抵抗がないが、さすがに泣き声をずっと聞きながすというのは難しい。おかげで、片付けは進んだし、それだけ泣いて体力使っただけあって、午後ぐっすりお昼寝したのは助かったけど。
あと1ヵ月半で保育園生活の始まるワイくん、預け始めの4月はたぶんこんな状態だと思う。頑張れワイくん、頑張れ自分。