『子どもをナメるな』中島隆信

経済学者が書いた教育論。今の教育は、生産者を養成する教育に偏っていて、生活のもう一面「消費者」になるための教育という視点が欠けているという。学校では「賢い消費者(=自分の人生をどう楽しめばよいか知っている人)」を育てるべし、と。なるほど、その視点はなかったぞ。

子どもをナメるな―賢い消費者をつくる教育 (ちくま新書)

子どもをナメるな―賢い消費者をつくる教育 (ちくま新書)