『ネット未来地図』佐々木俊尚

今ネットで起きている問題を20取り上げて、それぞれ解説した本。1冊丸々読めば、現時点でのネット業界が俯瞰できるし、個々の論点は独立しているので気になるところだけピックアップして読むこともできる。そういう意味では、雑誌的な意味合いも強い（最近の新書の特徴でもある）。
どこかのWebの記事で見たことがあるような論点ばかりだが、今ネットで起きている問題を上手く拾い上げ、1冊にまとめて分かりやすく解説してあるので十分読む価値あり。
しかし、文春新書だけで3冊目。定期刊行化しつつありますな。

ネット未来地図 ポスト・グーグル時代 20の論点 (文春新書)

グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する 文春新書 (501)

誰がウェブ2.0を制するか ネットvs.リアルの衝突 (文春新書)