綱渡りの受験

今日は、何年ぶりかで試験というものを受けてみた。もちろん、仕事には何も関係ない(というより、編集者に必要な試験など何もない)が、担当していた本に関連する内容の試験。仕事しながら仕込れた知識があるので、産休に入ってもせっかくだからこのまま勉強してみよっかなーと思いたち、受験を決意したという、動機としてはあまりないパターン。
産休入ったら思いのほかすぐに出産してしまい、そのあとはまとまった時間が取りにくかったし、何か犠牲にしてまですることではないため家事育児最優先にしていたので、果たしてどこまでやれるかよく分からなかったが、とりあえず自分なりにできる範囲でやってみた。真剣に受けている方には非常に申し訳ないが、絶対受からなくちゃというプレッシャーがないってのは、いいもんだ(せっかくなら合格したほうが嬉しいけど)。
ただ、その勉強不足云々以外にもう1つ問題が。それはほぼ3時間おきに授乳しなくてはいけないワイくん@2ヶ月の存在。試験の前後合わせて3時間近くは離れなくてはならない。いざというときのために、ミルクの練習もしてみたが、案の定、クチに入れようとしない。結局これは夫の協力のもと、試験会場近くまで車で送迎というワザでクリアになった(車の中なら授乳可)。
試験という独特の雰囲気の中に入るのはウン年ぶり。普段味わわない緊張感ただよう教室で時間内の集中力もつかしらなどと思いながら、試験を受けた。
試験の結果はずいぶん先にならないと分からないが、ワイくんはなんと私と離れていた3時間弱ほとんどいい子で寝ていたそうだ。よかった〜。こんなに自分以外のことを気にしながら試験を受けたことはない。学生の頃とかって恵まれてたんだなー。