「本の帯アイデア賞」

書店と違って図書館の本には帯がない。宣伝文句である帯がないということは、内容を教えてくれるものがなく、本を選ぶときの判断材料が乏しいということだ(帯は多少誇張されているものの、やっぱりそれによってソソられてしまうこともよくある)。図書館で本を選ぶとき、味気ない気がするのは、帯がないせいもあるだろう。
今日の朝日新聞にあったのだが、杉並区の図書館で「本の帯アイデア賞」というのをやっているそうだ。小学生から18歳までの子どもを対象に、「お気に入りの1冊に帯広告をつける」コンテストだ。作品は自由度も高く、若者の本への関心を強める意味もあるそうだ。
これは子どもを対象にした賞だが、紀伊国屋POP大賞のように一般応募しても面白いものができるかもしれない。