おせっかいやきなネット広告

今週のAERAに「鬱陶しいっす ネットのお誘い」と題した記事がある。必要としていないのに、いちいち「これ好きでしょ」「こんなのもあるよ」と、勝手に「おすすめ」してくるアレのことだ。頼んでもいないのに、ほっいても(ほっとくから?)送られてくるMLや、おせっかいにターゲッティングしてくる広告・・・。

日常的にネットを使っていて、イライラしたことのない人は少ないと思うが、一番笑った(共感した)のが、この記者の実体験による取材等の理由でやむなく買った商品がその後しつこく表示されるという話。「うつ」の取材をすればアマゾンが「うつ病」だらけ、「定年」の取材をすれば「定年」三昧。笑うに笑えない状態になる。私も仕事で使う本と、個人的に読みたい本、さらに子供に買ってやりたい本などジャンルがバラバラなものをいくつも買っているが、同じアマゾンをつかうとモザイク模様のオススメが表示され、いったいどんな人だと思われているのやら(ってか、そもそも人の興味なんて1つを突き詰めるもんじゃなくて、あっちこっちに移ろいやすいものなんじゃないの?!)。

このお仕着せサービスを解決するビジネスまであるらしいが、便利さと手軽さ、高機能と低価格・・矛盾するものを追っているんだから、どこまでいってもイタチごっこだよなぁ。