教育界の平成の大合併

今日たまたま乗った電車の車内広告は、一両すべてがある大学のものだった。学内の学部編成を大きく変え、新しさを受験生にアピールしているようだった。正直、それほど知名度のある大学のものではなく、私の中でなにも印象がなかった学校なので、これ自体は「ふーん」で終わったが、何か特徴を出さなくてはという意気込みだけは伝わってきた。ただ、なんでもかんでもカタカナにするってのは、やっぱりおかしいと思うけど。

この手のニュースはすでに目新しさもなにもなく、日常茶飯である。学内の学部・学科レベルの編成・新設・統合は、数え切れないくらいあり、*1大学レベルの統廃合もこれからますます進んでいくだろう。ちょうど昨日、慶応と共立薬科大が合併するというニュースがあったように。ちなみに、国公立大学だけでも、これだけあるというのだから、驚き(というか単に今まで多すぎたほうが、問題か)。

そのうち、再編が進みすぎて、そのうち出身大学意味がなくなったりして。たとえば、「××大学××学部に入学したが、卒業したときには○○大学○○学部となって、今は△△大学△△学部になっている」みたいな場合、何大学卒になるんだろう(笑)。

*1:だって、新設の申請だけでもこんなに http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/daigaku/toushin/06071410.htm