高尾山

今朝、突然思い立って、高尾山へ行った。

秋晴れのもと、高尾山口駅についたのは、やや遅めの11時すぎ。ここはいったいどこ?というくらいの込み具合。人、人、人でごった返している。天気も気候もいいから、自然の中を歩きたくなるわな〜。

その時間から歩き始めてもお昼の時間が中途半端と思い、駅前で腹ごしらえをする。

ケーブルカー乗り場にいくと一時間以上待ちが出ていたので、トレッキングコースを歩いていくことに。選んだのは、一番大変な「稲荷山」コース。

登山がなんたるかよくわかっていないチビも、はじめは張り切って歩き出す。木の根が面白いらしく、根があると「よっ!」とばかりに越える。だが、紅葉はまだだし、ほとんどお花が咲いていない。子どもが楽しめそうなイベントはなかなかないま、なんとか言いくるめつつ(?)、ひたすら上を目指す。

ただチビはそれほどはもつわけはなく、歩いてはだっこ、だっこしては歩くを繰り返すように。半分すぎたころから、ひたすらおんぶ。すると、疲れと気持ちよさで、うとうと夢の中〜。寝る子は重いし、熱い!

夫と交代でだっこやおんぶをして、なんとか山頂へ到着!山頂では、ここもびっくりするくらい大混雑。いろんなコースがあるとはいえ、こんなにたくさんの人が山歩きをしていたのね。

背中で寝ているチビを「頂上についたよ」と言って起こすと、眠い目をこすりながら「頂上って何?」と聞く。「山の一番上だよ。一番上まで登ったんだよ!」と答えると「え、何階?2階?」、と。この現代っ子め。山に階数があると思ってやがる。「のぼる」といったらエレベータしか知らないんだから。しかも、2階かよっ。

そんなチビは、山頂で念願のソフトクリームを食べられて、大満足。でも、大量にかいた汗が涼しい風にさらされ冷えてきたので、休憩もそこそこに帰り支度。

帰りは、行きのような大変なコースはやめて楽しようとなだらかなコース+ケーブルカーをもくろんでいたが、やっぱり帰りのケーブルカー(リフトも)大混雑。結局、ラクチンなコースとはいえ、歩いて下山することに。

で、行きも帰りも歩ききってしまった。はじめの思いつきでは、ちょっと緑の多いところに行って、ケーブルカーにでも乗って景色を堪能して帰ってこようくらいだったのに。こんなにしっかり登山になってしまうとは。チビも頑張ったが、抱っこ・おんぶで登山した親も頑張った!大変だったけど、かなり充実感のある一日だった。