おべんと、おべんと、嬉しいな

今日は、チビにとって生まれて初めての遠足。保育園のみんなと一緒に近所の公園へ行く。

チビは、遠足を知らされた2週間くらい前から、ずっと「お弁当」で頭がいっぱいだった。ことあるごとに「おいしいお弁当作ってね」と言う。家族でのお出かけのときなど、お弁当を持って出かけたことがないわけはない。しかも行き先の公園はかなり近所の、大人からみたら本当になんでもない普通の公園。でも、保育園のみんなと一緒に遠足に出かけ食べるとなると、楽しみは何倍も違うらしい。

そこまで楽しみにされていたら、こっちも頑張るしかない。普段から夫のお弁当は作りなれていたが、いざチビの分となると、果たして何を入れるのが一番いいか、結構頭を悩ませた。結局、ころころおにぎりとかぼちゃの煮付け、焼き鮭、プチトマトとキュウリ、ほうれん草、長いもの挟みチーズなど、好物のオンパレード。きっとこれなら、喜んで食べてくれるに違いない。

普段使うリュックにお弁当を詰めて、朝、保育園に連れて行くと、子どもたちも心なしか浮き足立っている。やっぱりみんな楽しみなんだなぁ。前日に提出した「当日の服装」の用紙と同じ格好をしているかチェックし、引き渡す。さてさて、どうなることやら。


お迎えに行くと、ちょうどクラスの友たち3人と一緒になって、遠足で楽しかったことを口々に話してくれた。みんな本当に嬉しかった。楽しさって、本当はどこへ行くかとか、何をするかっていうよりも、誰といくかの方が何倍も重要なのかもしれない、と思った。

これからも何度も遠足に行くことだろう。今回のように心から待ち望んで、楽しめる遠足がたくさんあるといいなと思う。


写真:ぺろっと食べたお弁当