試験問題の言葉遣い

ある資格試験の問題文内に、

V主任:〜に対応するための方針をまとめてみました。まず、〜。
F課長:もっと長期の補完についても考える必要があると思いますが、〜の種類も増やす必要があります。
H部長:そうだな。〜を削除するよう指示することでよいだろう。ただし、改善提言への対応を考える必要があるな。具体的な策を考えてくれ。
F課長:はい、分かりました。

という会話があった。このH部長は、どうみても、40過ぎ、いや50過ぎのおっさん。言葉で、人物の背景が読み取りやすいのは日本語の特徴だけど*1、「部長=おっさん」というのが強すぎるのもなんかなぁ。

ちなみに、同じ試験の問題で、教授と情報センタのY君の会話ってのもあって(この試験は会話好き)、それは教授も、下記のような感じで「ですます」でしゃべっている。

Y君:〜の基本設定は終わりました。〜
X教授:了解しました。今後は、〜が表示されるわけですね。
Y君:はい。次に、〜に関する設定について説明します。〜
X教授:最近、〜という言葉を耳にしますが、よく分からないので、教えてください。
Y君:はい。〜は、〜のための技術です。
(略)
X教授:〜は、両方用いるんですか。
Y君:はい。〜(長い説明)〜
X教授:難しいですね。普通に使っている分には知らなくてもいいことですよね。
Y君:ええ。でも、〜

いいぞ、教授*2!ってか、部長の話し方も、これでいいじゃん。なんで、むりやり口語っぽくしているんだろう?

*1:たとえば、この会話からH部長は女の人ではないし、若くもない、地位がある人と想像できる

*2:でも、うがった見方をすれば、この教授は、Y君に教えを請う立場なので、丁寧語で話させているのかも