塾戦争

今朝の新聞折込チラシは小学生向け学習塾一色だった。塾業界は詳しくないのだが、2月の中学受験を1ヵ月後にひかえたこの時期に、各塾一斉に募集をかけるものなんだろうか。あまりの横並びに驚く。

ところで、今週の『読売ウィークリー』に「06中学入試人気校「直前情報」」という特集があった。今年の中学受験の志願者動向であるが、今年は受験者のレベルが高く、難関校を志望する子どもが増えているというのだ。そのわけは、02年の「ゆとり教育」導入に端を発するという。ゆとり教育により、逆に中学入試や塾が注目され、保護者の不安に応えるためと子どもの囲い込みのため、より低学年からの受け入れが始まり、塾の低年齢化が始まった。そうした通塾の低年齢化が始まった時期に小学校に入学した子たちが今、中学受験を迎えている、つまりこれまでよりも長い期間受験勉強をしてきた子どもたちが増えたため全体のレベルがアップした、というわけだ。

超一流校の中学受験ともなると小学校あがってすぐに準備しなくてはならないというのが、そのうちセオリーになるのだろうか。恐ろしい。。。