電話世論調査

マスコミでよく「無作為に抽出した満20歳以上の方○○人へのアンケート」の結果が報道されることがあるが、どうやっているの?って思っていたが、昨日はじめて、某新聞社から自宅に電話がかかってきた。

なんでも、コンピュータによってランダムに選んだ番号にかけているらしい。確かにウチは電話帳に載せたりしていないし、はじめに「事業者などではなく一般個人の方ですか」という質問もあった。

今回のアンケートは、今度の都議選についての予備調査だという。都議選にはあんまり興味がないが(というか、この電話ではじめて来月に都議選があるのを知った・・・)、電話アンケートに興味を持ったので、答えることにした。

形式はいたって簡単。オペレータの人が読みあげる質問と選択肢を聞き、自分の意見に近いものを番号で答えるだけというもの。たとえば、「あなたは今度の都議選に関心がありますか。1、とても関心がある 2、まあ関心がある 3、あまり関心がない 4、まったく関心がないのなかから1つお選びください」と言うのを聞き、「×番」と答える。フリー形式の回答はなし。

質問は、都議選に関心のあるなし、支持政党のあるなし、都議選の争点といったところから、都議会議員の定数が多いと思うか少ないと思うか、副知事の"偽証"議決の件などなどまで。なかには、議員報酬の話まであって、これは(新聞のネタ的に)誘導尋問?と思うのもあった。

結局、全部で、12,3あったかと思う(質問が枝分かれしていく形式なので、たぶん人によって少し数は違うだろうが)。

質問だけでなく、選択肢まで読み上げ形式なので、最後はだんだんかったるくなってきた(読んで選ぶだけだったら簡単だけど、faxや手紙で依頼しても回答率よくないだろうしなー)。

最後は、「年齢(年代)」「職業」「住んでいる区」など、簡単な個人情報を聞かれ、お終い。約15分ほどで電話アンケートは終わった。

これは、6月1日の紙面に載るらしい。大急ぎで集計するんだな。ウチでとっている新聞ではないので、駅売りででも見てみよう。