電話の練習

家の電話のかけ方は教え、番号さえわかれば、自宅からは電話をかけることができるようになっているケイくんだが、今後学童などに行き、自分で帰ってくることになると、外からも電話をかけられるようにならなくてはならない(たとえば、鍵を忘れたり、失くして家に入れなかったときなどを想定)。
携帯電話はまだ持たせる気がないので、自宅から一番近い公衆電話はと探すと、やはりなかなか見つからない。どうさがしても通学路上ではなかったが、自宅近くにある区民センターの中でどうにか見つけることがでできた。
が、この電話、公衆電話自体がなかなか見られない現代において、さらにお目にかからない「ピンク」の公衆電話。つまりテレホンカードは使えないし、番号はプッシュするものはない。
実機の前で、受話器をとって、10円を入れて、ダイヤルをするんだよと口で説明して、1人でやらせようとしたら、10円を入れたところで固まっていた。そう、ダイヤルを「まわす」という動作をしたことがないので、この目の前の丸く数字の書いてある物体をどうすればいいのかわからなかったのだ。そりゃそうだわな。
実際にやって見せ、自分でも回す練習をした。なんでも練習あるのみだな。
自宅に帰り、改めてお金を渡し番号を書いた紙を持たせて1人で電話を掛けさせにいったところ、無事にかけることができた!
公衆電話からかけられたことが、とっても自分でうれしかったらしく、今日幾度も「今日、電話かけられた!!」と言っていた。自分でも少しずつ大きくなっている実感を得ているのだろうな。
その後、夫の指導で留守電の入れ方も練習した。確かに何も知らずに留守電に入れられるかさせてみたら、案の定あわあわして何も入れられなかった。こういうのも、一から練習が必要なんだ。
小学生まであと半年。少しずつ、成長しているケイです。

※その後、すぐ近くに緑の公衆電話があるのを発見。まったく盲点の方向でした。