おせがき

私たち夫婦は実家を離れて暮らし、また互いの実家も本家ではない(父が長男ではない)家なので、我が家の子供たちは仏壇もお墓参りにも縁が薄い。なかなかお墓参りにも行ってない不肖の子なのだが、今年はちょうど実家にいる間に母方のご先祖さんが眠るお寺で「お施餓鬼」をする日があったので、一緒にお寺+お墓参りに行ってきた。
3年ぶりくらいにいくお寺さん。子供のころは毎年2回は来ていたのだが、実家を離れてからはほとんど来ていなかった。家を継いでいる伯父(母の兄)夫婦とその子(私のいとこ)とさらにその子(小学生)、叔母(母の妹)とその子(私のいとこ)など約束の時間には大集合となり、お墓参りをする。その後「お施餓鬼」でお経を唱えてもらう。お施餓鬼には何度も参加しているわりに、意味がよく分かっていなくて、今回このエントリーを書く際にウィキペディアを見て初めて知った。だいたい音でしか覚えてないくて、漢字で書くとかなり新鮮(苦笑)。
小さい頃一度来ているとはいえ、ほとんど初めて同然のケイくん@年長、正真正銘のワイくん@2歳はお経をあげるお坊さんの姿に興味津々。外からちらりちらりとのぞいていた(ただし、それほど興味は続かず、順番を外で待っている間、虫取りに興じていたけど)。お墓参りも片手で数えるくらいしかしていないので、お墓が何たるかも分かっているかどうか・・・。
今回「お施餓鬼」に子供も連れていったのは、本来的な先祖供養の気持ちよりも、子どもたちにこういう綿々と続いている行事を見せてやりたかったというのもある。「お施餓鬼」の意味自体がよくわかってないくらいなので、子どもたちがどう受け止めたかはわからないけど、まずは形からでもいいので、機会があればまた連れて行きたいと思っている。