　素朴な疑問だが考え出すと奥が深い - ママさん編集者のぶらぶら日記

ケイくん＠5歳は地図が好きだ（実は私も地図好き）。お風呂の壁に貼ってある地図をいつもしげしげと見ている。日本は全県言えるだろうし、世界の国もかなり頭に入っている。気に入るだろうなと思って買ってきた『ちずのえほん』もかなりハマって見ている。
国の場所や県名など、丸暗記のようなことなら勝手に覚えててもらえばいいのだが、結構真をついてて困った質問をしてくる。たとえば、

・サハリンあたりには地図の色がついていないけどこれはどうしてなの？
・アフリカの国境線がまっすぐなのはどうして？（ちゃんと気づくもんなんだねぇ）
・ヨーロッパは小さい国がいっぱいあるのはなぜ？
・日本と一番仲良しの国ってどこ？仲が悪いとどうなるの？
・日本で一番偉い人ってだれ？世界で一番偉い人は？

たとえある程度知っていることでも、前提知識がなく、語彙も少ない子に分かるように伝えるには、高度な説明能力がいるのに、そもそも歴史や世界情勢に通じているわけじゃないし（というかわからないことだらけだっ）、歴史認識の問題だってある。たとえば、戦争やら植民地政策の話は、しなくては話が繋がらないけど、しても全然ピンとこないようだ。適当にごまかしたくはないけど、超ザックリとした回答しかできないことも多々。いつも正確に正しく答える必要はないけど、どの程度5歳児に説明するのがよいのか。
5歳児の質問にタジタジしまくりの今日この頃。夜中、こっそりググる回数も増えそうだ。