もしものときの距離は12.3キロ
「キョリ測」という地図上に任意のポイントを付けて、目的地までの距離を測る機能をもつ距離測定サイトがある。距離だけでなく、徒歩や自転車など手段別にどのくらい時間がかかるかも計算してくれる。
もし大地震が起きた場合、会社から保育園まで歩くとしたらどのくらいかかるだろう。『平成関東大震災』を読んだばかりの私は、その中で描かれていたことを思い出しつつ、細かくポイントを取って計算してみた。結果は12.3キロ(さらに自宅まで行くと+1キロ弱)。時間にして4時間。うーむ。まっすぐ迷わず行けたとしてもこの時間かかるのか。
大規模な地震に遭遇した際に、帰宅することが難しくなった人、つまり「帰宅困難者」は、自宅までの距離が20キロ以上と定義されているらしい。その点では、がんばって歩いて帰ってねといわれているわけだが、実際にそうなったら・・・火事場の馬鹿力できっと無我夢中に歩くだろうな。
平成関東大震災--いつか来るとは知っていたが今日来るとは思わなかった--
- 作者: 福井晴敏
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/08/24
- メディア: 新書
- 購入: 1人 クリック: 43回
- この商品を含むブログ (36件) を見る