大謝
5年ほど前に編集をした本の台湾版ができた。正直いって、国内では売れ行きが芳しくない本だったので、台湾からオファーが来たと連絡をもらったとき、驚きのほうが先だった。日本でさほど指示されてない本なので、いいですかというのと、よくぞ見つけてきたねという2つにおいて。
繁体字になって新登場!となった本を見て、一人でにやにや。自分が作った本の台湾版が出たのは、初めてではないけどそんなにしょっちゅうあるわけではないし!
日本版の冒頭に謝辞として著者の方が私の名前を載せてくださったのだが、それがそのまま翻訳されていた。「××小姐」となっているのにはちょっと違和感があるが*1、なんにせよ名前が載っているのは嬉しい。自分で翻訳書を担当するとき、原著の謝辞をカットしちゃったりすることもあるが(洋書の謝辞ってハンパなく長いこともある。1ページずらずらずらーと名前が羅列してあったことも。))、今回のは残してもらったようだ。大謝。