10年後じゃ遅すぎる!

私の住んでいる区では、今週、4月からの保育園の内定通知があった。私は幸い、2人とも同じ園に入ることができたが、周りを見ると私のようなラッキーなケースばかりではない。上の子が区立に行っているものの下の子が入れなかった人、認証保育園で(高等ながら)入園の約束をもらっていたが土壇場になって断られた人、押さえのつもりで書いた第6希望の園に決まったはいいけど実際通うとなるとかなり遠く内心かなり困っている人・・・。特に、1歳児と3歳児が超激戦となったようだ。
区立がダメでも認証があるもしくは保育ママが空いているなど、代替の保育手段があるのならいいが、待機児童が溢れている現在、そこもすでに一杯と聞く。これでは復職したくてもできないし、会社としてもいつまでも育児休暇をとらせるわけにはいかなく困った事態になるだろう。認可園はすべて落ち、無認可を含めて通えそうな保育所をすべてあたっても快い返事をもらえなかった知人は、「会社を辞めるしかないのかな」と言っていた。自分の意思で辞める(たとえば、やっぱり子どもの近くにずっといたいなど)ならともかく、行政やらに負けるなんてやっぱり悔しい。
一昨日、

政府が月内にまとめる「新待機児童ゼロ作戦」の内容が26日、明らかになった。
「10年後をめどに、希望するすべての人が子どもを預けて働ける社会を実現する」との目標を掲げ、この間に保育サービスを利用する5歳以下の児童を100万人、放課後児童クラブに登録する小学校低学年の児童を145万人増やす数値目標を定めた。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080226-OYT1T00839.htm

というニュースがあったが、10年後じゃなく、「今すぐ」なんとかならないものかしら。