年賀状

もうすでに受付が始まっているが、私はやっと年賀状に着手しはじめた。
今年は、郵便局が民営化されて「年賀状は、贈り物だと思う。」と大々的に宣伝している。このコピーは素晴らしいと思う。年賀状は送る方も嫌いじゃないけど、貰う方はもっともっと好き。年賀状だけで繋がっている友人・知人もいるが、それはそれですばらしいことではないか。
ちなみに、賛否両論あるが、私は写真年賀状が大好き。そもそも新年の挨拶方々、近況を伝え合うというのが趣旨だとすれば、写真というのはピッタリではないか。今年の我が家のプライベート年賀状は、恥ずかしながら初めて家族写真にしてみた(子どもだけの写真はいままでも作成したことがあるが)。届いた方はぜひ笑ってやってください。
ところで、個人情報保護法の関係で、現在は会社や学校、保育園などあらゆるところで名簿を作らなくなっている。時代の流れなので、仕方がないとも思うが、寂しいと思うことも。自分が小さい頃、一生懸命年賀状を書いていたのはクラスメートや先生だった。が、いまのところ、いつも遊んでいる友達(の保護者)やお世話になっている先生方に年賀状を書いたことはない。自分も会社の上司や同僚には、ごく一部の人を除いてほとんど出さない。「今年もよろしく」というのが、社交辞令でもなんでもなく一番しっくりくる相手なのに(年始にすぐに顔を合わせるから、いいじゃんという意見も分からなくはないが)。若者から年賀状の文化がなくなっているといい、それをケータイや社会の繋がりの薄さのせいにするのもいいが、結構個人情報保護法の影響は大きいと思う。この法律でいちばんあおりを食っているのは、郵便局(JP)だろうな。