親の老い

「しのびよる不安 親の老いが怖い」という特集が気になってAERAを購入。まさに自分が心配しているところが記事になっていた。

まさに核家族で育ち、身近に「老い」や「死」を見ていない自分のとって、親の病気や介護が「怖い」という気持ちがとてもよく分かる。見知らぬものへの恐怖なんだろう。

「子育て中の共稼ぎ世帯*1」の私たちは、記事の中になる「親の手助けなしには生活が立ち行かな」くなるわけではないが、離れて暮らす親の健康の元に成り立っている。今は、幸い双方の両親とも元気だし、今回の出産のときなど、まだまだこちらがお世話になっていることのほうが多いが、これから先どのような事態になるか分からない。

また、記事には「高齢出産」だから育児と介護が重なる恐怖があるというが、25で私を産んだ母は育児と介護が重なった。本人に聞くと、基本的に伯母(母の義姉)がメインになって介護をしてくれたので、それほど大変じゃなかったというが、私が幼稚園児、妹が1、2歳の頃、祖父の介護を伯母と交代でしていたのを覚えている。伯母にも5、6歳の子を筆頭に3人子どもがいたし、2人とも専業主婦だったが大変だったに違いない。つまり、いつの時分にも介護と育児が重なる可能性、おそれはあるのだ。

今から対策を練るという問題でもないし(そもそも今は何も起きていない)、その場になってみないと分からないことではあるが、そう思っている人も沢山いるんだなぁということが分かり、少しほっとした。

それにしても、今月号のAERAは「30代女のキャリア」やら「母乳育児」「中国産の食物」などなど、自分の気になる記事が盛りだくさんだった。

*1:ワイくんの育児休暇中の今はちょっと事情が違うが。