入院3日目

 手術の傷の部分は、まだ痛い。起き上がるのは一苦労。赤子が泣くとおっぱいを含ませるのだが、起き上がるのが大変なので、泣き始めてから抱き上げて授乳にいたるまで時間がかかる。歩くのもまだ前かがみのおばあさんのよう。トイレのときにも、痛い。早くよくなりたい。
 3日ぶりにシャワー。病院は快適な温度になっているものの、汗はかいているもので、さっぱりして気持ちよかった。特に、帝王切開の人は必ずはいてもらいますといわれた弾性ストッキング(いわゆる「エコノミークラス症候群」のような症状になるのをふせぐために専用のストッキングをはき、さらに手術から2日間はポンプで一定間隔で圧をかける装置までつけていた)を3日間履き続けたため、足が気持ち悪かった。シャワーで、それらの汗がすべて流せ、生き返った。

(記:8月20日