八王子花火大会

夏の江戸の風物詩、隅田川の花火の日ではあるが、チビ+臨月妊婦連れはあえて人ごみには行かず、地方都市を目指す。調べてみると、関東だけでも今日はあちこちで花火大会が行われているようだ。なかでチョイスしたのは、八王子の花火大会。下の府中の博物館とセットで計画してみた。

会場となる市民球場ちかくの富士森公園に着いたのは、始まる7時ちょっと前だったが、まだ座れるスペースがあり(公園の広場にだーとビニールシートがしいてあり、勝手に座ることができる)、のーんびりと見ることができた。しかも、公園は打ち上げ場と近いので、音や大きさの迫力もGood.

花火1つ1つを見れば、隅田川の大会なんかよりも地味かもしれないけど、十分楽しめる迫力と玉数。花火があがっている最中、ずっと流れているスポンサーのアナウンスがまたローカルっぽくてなかなかよい(ちょっとうるさいけど)。

始まったばかり、公園に差し掛かったころは、大きな音に半べそをかいて「帰る、帰る」を繰り返していたチビだが、次第にその美しさに魅せられて、花火のとりこに。最後は夫と一緒にビニールシートに横になって、寝そべりながら見るくつろぎよう。実はこの手の花火大会は始めて。花火といえば、自宅でやる手持ち花火しか知らなかっただけに衝撃だっただろう。

結局、2時間近く打ちあがっていたので、途中で引き上げる形になったが、夏の夜を満喫した日だった。