『産んで、よかった!―ワーキング・ウーマンの妊娠・出産・育児日記』有壁わかば

偶然図書館で見つけた、ある出版社で働く編集者の出産・育児エッセイ。

希望した部署に異動したばかりに発覚した妊娠。会社へどう切り出せばいいのか、手加減なしの妊婦時代、夫や両親の助けなしで育児をどう乗り切っていくか、初めて見る赤ちゃんのまえでおろおろする様子などなど、等身大の悩みや体験がつづられている。

1995年刊と10年以上前の本だけど、今でも状況が変わらないなぁ。

この著者は、復職の際、さんざん悩んだ末、激務で両立が難しい現職はやめ、定時で帰れる職場に異動している。その後、10年以上経っているわけだけど、そこからどうキャリアを積んでいるのか気になるところ。